4月15日(月) 花祭り


 

平成25年4月15日(月)、

純心寺法話茶話会に行ってまいりました。


 

今月は花祭りです。

 

花祭り(灌仏会かんぶつえ)とは・・・

今を去る二五〇〇年の昔

ヒマラヤの銀嶺をのぞむ北インドの

カビラヴァストゥ(カピラ城)という町を

中心に、シャカ族と名乗る人々が住んで

いました。シャカ族の王はゴータマ家の

シュッドーダナ(浄飯王)、その妃は

マーヤー(摩耶夫人)というお名前でした。

摩耶夫人は、東方のルンビニーの森の、

とある無憂樹(アショーカ樹)の木陰で、

男子を出産されました。

これがシッダールタ太子、つまり後の

釈尊の御誕生で、我が国では四月八日に

「花祭り」としてこれをお祝いします。

お堂を花で一杯に飾り花御堂として、

その中に水盤に乗せた誕生仏を置き

柄杓で甘茶を掛けます甘茶を掛けるのは、

生まれたばかりのお釈迦様に天から九竜が

香湯を注いだという伝説にちなんだものと

言われます。

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献花 
〜御本堂〜

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正信偈にてお勤め中

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    献花 
〜聖徳太子ご絵像前〜

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御法話は千葉県市原市にあります

浄土真宗本願寺派西光寺の御住職

吉弘円秀(よしひろえんしゅう)師です。

仏説阿弥陀経の中でお釈迦様の弟子、

周利槃陀伽(しゅりはんだが)として

出てきます周利槃特(しゅりはんどく)

についてのお話でした。

物忘れが多くなかなか覚えられない

周利槃特にお釈迦様が一本の箒を与え

『塵(ちり)を掃い、垢(あか)を除くと

唱えながら精舎を掃き清めてみなさい』と

教え、それ一つを一生懸命継続して

いるうちに周利槃特が悟りを開く

といったお話ですが

身振り手振りを取り入れてわかりやすく

お話しくださいました。

           合掌


浄土真宗本願寺派 西光寺 公式HP

 

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周利槃特が名前も覚えられなかったため

名札をぶら下げさせられたことから

『名を荷(にな)う』が派生して

茗荷(みょうが)となったという俗説が

あるとは知りませんでした。

学術的根拠はないのですが、

茗荷を食べると忘れっぽくなると

いわれますからネ


 

私、実は結構茗荷が好きなんですよねぇ


 

だからと言う訳ではありませんが

今回、ビデオ撮影に気合を入れて

外部マイクを持参し撮影をしました。

ところまでは良いのですが・・・

マイクのスイッチを入れ忘れていたようで

音声が入っていませんでした・・・・・。

箒を持ってどこかに飛んでいきたい気分・・・ (苦笑)


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西光寺の坊守様と御住職様

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献花

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茶話会の様子  




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 門信徒の方々をお迎えする玄関ホールの花

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花祭りの終わった純心寺の庭には

緑があふれていました。

草木のさわやかな生命力を

少し分け与えてもらったのでしょうか

足取り軽く純心寺を後にしました。


 

本当はその後、足取りが軽くなる

別な要因があるわけですが 乾杯!(;^_^A

 (大)       





浄土真宗本願寺派  純心寺 (西本願寺)

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