西本願寺常例布教
平成29年12月10日(日) ~ 平成29年12月13日(水)

   12月11日(月)、正直仕事を休めないと思っていて半ばあきらめておりました純心寺ご住職様のご本山での常例布教。ここは私にとって後生の一大事、会社にかなり無理を言って1日だけという条件でお休みをいただき、高速バスと新幹線を利用して日帰り強行軍で、極秘取材してまいりました。 社の皆様に心より感謝 合掌
 早朝の新幹線でも間に合いましたが、ご本山での晨朝参拝も是非参列したいため、仕事が終わってすぐに高速バスに飛び乗りました。結構ハード(苦笑)
でも高速バスで睡眠を取れば日帰りでも大丈夫と思っていましたが、ご本山を参拝できる喜びと有難さで胸が高まり、結局一睡もできませんでした。遠足前の小学生のような心境・・・。
 そんな私を午前5時には高速バスはJR京都駅に無事運んでくださいました。早朝のせいか駅にはタクシーは一台も止まっておらず結局歩いてご本山へと向かいました。
早朝、静まり返った京都の町に、重いキャリーバッグを転がす鈍い音を響かせ、胸ときめかせながら歩く私。
およそ15分ほどでご本山に到着しました。まだ閉門中の山門前で、歩いて高まった鼓動を整えて待っていると、いつもより穏やかな冬の京都の澄んだ香が、清々しく安らぎを与えてくれました。
まことに有難いことでございます。
南無阿弥陀仏
合掌

 

西本願寺阿弥陀堂


西本願寺御影堂


左:御影堂   右:阿弥陀堂


阿弥陀堂お内陣


御影堂お内陣

 
ご住職様を極秘撮影

      

 
 晨朝の後、常例布教までの間に大谷本廟へお墓参りに行かせていただきました。
 ご住職様を追い慕う旅によって、先祖のお墓にお参りさせて頂くご縁を賜りました。
合掌







常例布教

~聞法会館~

ご住職様はアップの写真は苦手ですので写真は小さめに。
でもご門徒さんはご年配の方が多く視力が落ちているので写真は大きめに。
う~ん・・・
このくらいのサイズ?(苦笑)






   
   

   

   ご住職様の、『私たちが救われるのは、私たちの何もかもをご存じのうえで、「あなたを必ず助けます」と誓われて仏となられた阿弥陀如来の一途な願い、一人働きによるからです。それは、私たちの「はからい」を超えた、阿弥陀如来のお力による無条件の救済です。すでに、救いの中に生きている私たちです』、『煩悩を抱えて生きていくしかない私たちの傍らに、そっと寄り添っていてくださる阿弥陀如来です。私たちから離れて、「真実の働き」があるわけではないのです』、『私たちは、衆生救済の「お働き」である阿弥陀如来の名「南無阿弥陀仏」を聞き称えつつ、因縁によって生起する現実を受け入れながら、生かされている日々を大切に過ごします』というお話を味あわせていただきました。

 帰りの時間の関係で2座ある法座のうち1座のみで、後ろ髪を引かれる思いでご本山を後にしました。

 京都駅で直近の新幹線に飛び乗ろうと思いましたが、
「家族に京都のおいしいお土産を買って帰らないといけないぞ」
と阿弥陀様のお声か家内の・・・(苦笑)。
緑の窓口の駅員さんに一本遅い新幹線を取っていただきました。

   

 

 結局、愛情たっぷり、買い物あっさりと終わり、一本早い新幹線でも間に合っていました。
「遅らせなければよかった」と一本早い新幹線をホームで見送り、次の列車に乗り込みました。名古屋駅近くになると、1本前の新幹線が車両点検で名古屋駅に停車し遅延しているというアナウンスが流れました。
前の新幹線は名古屋で運休となったようで1本遅らせたおかげで助かりました。後でニュースで知りましたが、「新幹線初の重大インシデント」だったそうですネ。 

日帰りでご本山へお参りができる有難い世の中に、南無阿弥陀仏、南无阿弥陀仏と夢心地でお念仏する私を、のぞみは快適に東京へと運んでくれました。

合掌


   
   
   
   



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