「ホロコーストとは」、ギリシャ語で「火に焼かれたいけにえ」を意味します。(「ホロス」=すべて、「コーストス」=燃
やす、の意)17世紀末には「大虐殺、皆殺し」を意味するようになりました。現在では「ナチス・ドイツ(1933年〜
1945年)による、600万人のユダヤ人を中心とした大量虐殺をあらわす言葉」として知られています。1948年の国連
総会は大虐殺という犯罪を、「明確な意図を持って国家、文化、人種、宗教などで結ばれた人々を全員あるいは一
部、殺りくする行為」と定義しました。ホロコーストはその実例です。
文明国で、しかも選挙で選ばれたヒトラーは、「ユダヤ人として生まれた」という理由だけで、大人も子どももすべて
殺そうとしました。その結果600万人もの命が奪われました。その中に150万人の子供たちがいました。
=ホロコースト記念館ガイドブックより=
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