茨城県久慈郡大子町上金沢1684にあります
浄土真宗大谷派の法龍寺さんにお参りに行って
きました。
法龍寺は如信上人終焉の地と伝えられています。
本願寺出版社発行『親鸞聖人関東御旧跡ガイド』
によりますと、
如信上人は『毎年11月祖忌、必ず大谷(京都
大谷本廟)に還りて十七日念仏を修す』(大谷
本願寺通記)と記されている通り、親鸞聖人の
御命日には毎年奥州大網から上洛し大谷廟堂
にて念仏法要を勤められていたそうです。
すごいですね。
私など、年一回の大谷本廟への祖父のお墓参り
もままならないのに・・・。
石碑 『如信上人終焉霊地』
石碑 『茨城県百景 如信上人の墓』
法龍寺山門
第三代宗主 覚如上人お手植えの銀杏
全樹高 32.5m
幹周囲長(目通り ※目の高さ) 11.1m
樹齢 約690年
正和元年如信上人十三回忌の法要を修した
折に覚如上人がお植えになられたと伝えられて
います。
第二代宗主 如信上人お手植えの榧(かや)
全樹高 24m
幹周囲長(目通り) 6.8m
樹齢 約710年
門弟乗善房が草庵を結んだ時に如信上人
手ずからお植えになったと伝えられています。
いかに大きな榧の木か左下の家内と比較して
いただければ、お分かりになられるかと思います。
左 榧の大木 右 銀杏の大木
法龍寺ご本堂
如信上人墓石
正安元年(1299)十二月京都の法要を勤め終えた
如信上人は帰途、弟子の乗善房の招きで金沢の庵
を訪れ熱心に法を説かれました。
翌年、正安二年(1300)一月にご発病され、
残念がら六十六歳で御遷化なされたそうです。
合掌